歯ツラツくん
BLOG
東京都練馬区のアルツハイマー型認知症の患者様のご家族様からご相談がありました。
投稿者:訪問歯科119番
本日、訪問歯科119番に東京都練馬区にお住いの80代の女性患者様の息子様からご相談がありました。この患者様は、甲状腺炎、アルツハイマー型認知症、歩行困難の方で、介護認定要介護4とのことでした。相談内容は、上下入れ歯が合わないので診てほしいとのことでした。
よく、適合した入れ歯を使っていれば認知症にならいですよね?と聞かれますが、全て天然歯の方でも認知症になる場合があります。必ずならないとは言い切れませんが、入れ歯でもよく噛み脳を刺激することは認知症の予防にも繋がります。
65歳以上の高齢者で、自分の歯がほとんどなくて、入れ歯も使っていない人は、歯が20本以上ある人に比べて認知症になる確率が1.9倍になるという調査結果を、厚生労働省の研究班がまとめたとの報道がありました。
この調査は厚生労働省の研究班が、愛知県に住む65歳以上の高齢者およそ4500人を対象に、4年間にわたって追跡調査したものです。
その結果は、認知症になるリスクが、自分の歯が20本以上ある人に比べて、歯がほとんど無くて、入れ歯も使っていない人では1.9倍になったそうです。
歯がほとんど無くて、入れ歯を使っている人では1.2倍に高まっていたということです。また、硬い物を噛めない人は、どんなものでも噛める人に比べて1.5倍高かったそうです。
歯が無い高齢者で認知症のリスクが高くなるのは、歯周病が認知症の一因となる脳梗塞に関係している場合や、噛む力の低下で脳への刺激が失われるためと考えられています。
高齢者、要介護者、障がい者の方への在宅歯科診療、訪問歯科診療(歯科訪問診療)、口腔ケア、口腔リハビリのご相談は訪問歯科119番 0120-763-182
記事タグ:東京都練馬区のアルツハイマー型認知症の患者様のご家族様からご相談がありました。