東京都小金井市の癌患者様から入れ歯の調整依頼がありました。

投稿者：訪問歯科119番

本日、訪問歯科119番に東京都小金井市にお住いの60代の癌を患っている患者様のご家族から相談がありました。この患者様は、障がい者手帳をお持ちになっており、４級とのことでした。ご相談内容はガンで痩せてしまい入れ歯が合わなくなったので診てほしいとのことでした。お身体の状態は、癌治療のためご入院中で、自力での歩行は困難とのことでしたので、病院での治療を希望されました。

病院の方と連携をとり、すぐに歯科医師を手配し対応させていただきました。

今回は癌患者様の口腔内について書かせていただきます。

療養されている癌患者様には、病状の変化にともない様々な口腔内の問題が現れやすいです。具体的には全身状態が悪化することでご自身やご家族での口腔ケアが難しくなり、様々な口腔内の問題が発症しやすい。病状が悪化することで口腔内以外の身体の問題に注意が集中し、口腔内の問題に気付かず対応が遅れることがよく見受けられます。病状が比較的安定している患者様は、自らやご家族の意思で歯科受診ができますが、病状が悪化している患者様については歯科受診は後回しになり、悪くなってから治療するので口腔内の状況はかなり悪化しています。定期的な口腔ケアは、患者様の口腔内の不安を取り除き、患者さんの QOL（生活の向上） を維持するために非常に重要となります。

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