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高齢者、要介護者への虐待 過去最多更新
投稿者:訪問歯科119番
本日は共同通信社が年末に配信した記事についてご紹介いたします。
介護職員の虐待155件 高齢者に、過去最多更新 厚労省調査、家族は減少!!
厚生労働省は12月26日、2012年度に特別養護老人ホームなどの介護施設で、職員による高齢者の虐待が155件あったと発表した。
11年度と比べ4件増え、過去最多を更新した。家族・親族による高齢者の虐待は1万5202件で、1397件減少した。
虐待を受けて死亡した人は27人で、11年度より6人増えた。家族・親族から虐待を受けていた。
厚労省は「認知症などへの理解不足が職員にあるほか、負担を感じる家族が多い」と分析。
自治体に対し、家族に介護サービスを利用するよう促したり、職員の研修強化に取り組んだりするよう求める。
調査は、高齢者虐待防止法に基づき06年度から毎年実施している。市区町村などが受けた相談や通報、対応などをまとめた。
職員による虐待の被害者は計263 人。虐待の程度を5段階で評価し、
最も深刻な「生命などへの重大な危険」に該当したのは14人だった。
相談や通報は、市区町村が受け付けただけで736 件あり、同僚職員からが29.9%、家族・親族からが20.5%を占めた。
虐待の種別(複数回答)でみると「身体的虐待」が56.7%で最も多かった。暴言などの「心理的虐待」は43.7%、
「介護放棄」が12.2%だった。
なぜ職員が虐待をしたかに関し、報告があったのは141件。複数回答で「知識や技術の不足」が55.3%、
「ストレスや感情の制御不能」が29.8%だった。
一方、家族・親族による虐待を疑われた相談や通報は2万3843件。介護計画を作成するケアマネジャーからが32%、
ほかの家族や親族からが11.9%だった。
家族や職員の介護疲れやストレスは募る一方です。介護報酬UP、介護サービスの自己負担減額などの措置を
早くとっていただかないと改善されない問題ではないでしょうか。
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